死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?【謎の挙手】

31: 名無しさん@おーぷん 2014/12/15(月)03:56:48 ID:m4e
当時は本当に怖かった話

大学時代に変な奴がいた。明るいやつだったし、
友達も結構いたみたいで基本的には普通のやつだったんだけど。

よくある話とかなら、霊感が強くてって話なんだけど、そいつは全くの逆だった。
霊感0、オカルト的経験もなし。どんなに有名な心霊スポットに連れて行っても、
そいつだけは何の体験もしなかった。一緒に行った奴らが何人も変な声聞いたとか言ってても
そいつは何にも聞こえなかったし見えなかったってのはしょっちゅうで。

で、そいつから聞いた話なんだけど、見えない人間がいるんだと。
道で前を歩く人が何かを避ける動作したり、何もない空間に会釈する人を見たり。
何人かで会話してると、明らかに自分にだけ見えない聞こえない誰かがいたり。
(他のやつが、急に相槌うったり笑ったりするらしい)
酷い時にはテレビの素人が出る番組で何もない空間をカメラが映してて、テロップだけ流れるらしい。
最初はからかってるのかと思ってたけど、すげー真剣に話するんだよな。

そいつ、結構でかい神社の血筋だったりしたから、よけいに怖かったな。
卒業してから連絡とらなくなったけど、あいつが見えてなかった人ってなんだったんだろう

元スレ:http://toro.open2ch.net/test/read.cgi/occult/1416986147/
33: 名無しさん@おーぷん 2015/01/07(水)22:44:52 ID:CDK
あんまり怖くない気もするけど書いてみるね
ついさっきのこと

寝る前にスマホで2chしてた
うとうとしてきて、もう少しで寝そうなときに着信がきた

「出るな」

画面にはそう表示されてた
眠気が一瞬で飛んだよ、だってそんな名前で番号登録した覚えないもんな
心臓が変に打つのを感じながら、しばらくスマホ握りしめてるうちに切れた
確認したけどやっぱり覚えのない番号なんだよ
かけ直す勇気もない、眠れない
どうしたらいいんだろ

32: 名無しさん@おーぷん 2014/12/22(月)20:34:48 ID:Rrv
no title

34: 名無しさん@おーぷん 2015/01/08(木)17:47:14 ID:qLc
あんまり怖くはないと思うけど

生まれてずっと育った場所があってさ、まぁ田舎のテンプレと言うか、
山川海のぼくの夏休みみたいなね
昔話や土地神様みたいな話ってのも特にない所でさ
あるとすればどこのどこのお坊さんがここを本山にお寺開いて~、
まぁ古い寺がある所はどこもそんなもんだろう

その山ってのが先祖代々うちの持ち物なんだが
うちが開祖の子孫・・・てわけでもなく、まぁ持ってるとは言え全体ってわけでもないしねw
山の中にある御堂はお寺さんのものだし、春の山開きの日に参拝はするくらいだ
よくある○○様の怒りが、なんて話もないし、祭りもするが慣習であって信仰ではない
変な言い方だが今どきの田舎
自分自身も田舎のテンプレ、小中高と育ち大学進学都会に就職
盆正月は実家に帰省と、周りの幼馴染もそんなもん

で、まぁ3年ほど地元を離れて働いていたんだけど、仕事のトラブルが続いて体調を崩してダウン
自分の所為ではないトラブルだったけど、辞めてしばらく実家で静養することに
実家と言っても両親は仕事関係で2年前から隣の市、祖父母が畑しながらたまに行き来してる感じでね
まぁみかん畑やら触りながらのんびりするかーと祖父母の家にすることにした
部屋は広いし生まれた時からそこにいるんだ、仕事してる人を毎日見るのもなんか辛いしね

35: 名無しさん@おーぷん 2015/01/08(木)17:49:44 ID:qLc
そこはまぁ田舎なもんで、帰ってきたと話になる
幼馴染も就職したってそう遠くない所に一人暮らしとか結婚とかいるわけで、ちょこちょこはここに帰ってくるもんで
久しぶりに会って飲もうぜなんて話も出てくる
正直あんまり気乗りはしないけども、海を見ながら縁側で、さしつさされつ虫の声ってのもいいかなと
幼馴染のNくんと二人で飲むことに

他愛のない話や仕事の愚痴なんか聞くわけさ
どこどこの○○ちゃんが結婚した、とかお前中学の時○○先輩好きだったんじゃろ、とかさ

で、田舎の山ってのは街灯なんてなくてさ、あんまり遅いと猪なんかもおるからね
まさに行きはよいよい~ってやつで周りの家が明かりついてるうちに帰らないと色々と危ない
Nくんの家は麓、うちの実家は中腹なもんで昼間は10分も歩けばいいが、夜はそうもいかない
Nくんも今日は泊まって行けばえぇってんで、遅くまで飲むことにしたんよ

ちぃと煙草でも吸いに歩こうや
えぇよ、酔いもさましたいし波止場でも行く?
えぇね、こまい頃あっこでよー釣りやら泳いだりしょーたよねw

みたいな話しながら海までは目の前、1分も歩けば着くし街灯もある
えっちらおっちら歩きながら、彼女欲しいなぁやらNくんあの子とはよ結婚しちゃりーやとか
ぐだぐだしながらふと、じいちゃんばぁちゃんもう寝とるかなって家を見た
光ってる、山が
御堂のあたり、でもない 実家でもない
あそこは 誰も住んでない なにもない 幼い頃から見てきた木しかない場所 
登山者の明かりでもない そんな小さな光じゃない
火の光でもない

今まで見たことがない

「Nくん・・・なんか光っとらん?ほら、あっこらへん、うちの家の上の方さ・・・」
「なんなんwいやいや、何言いよるんよw」

「山は光るじゃん」

36: 名無しさん@おーぷん 2015/01/08(木)17:57:41 ID:qLc
これは少し前の話で、色々調べたところ見る人が見れば場所バレしちゃうから詳しく書かないけど、
光る山を鎮めるために○○上人がお寺を建てた、と郷土史にありました
なんで光るのか、何が光るのかはわかりません
真夜中ってのと実家からは見えない位置だって事
他の人に聞いたところ、あぁ、たまにねw程度で逆に話題に出ない事
知らなかった自分にとっては怖い瞬間でした
っていうか鎮めたんじゃねーのかよって言う・・・

37: 名無しさん@おーぷん 2015/01/11(日)21:28:49 ID:b5c
誰も見てないかもしれないし、たいして怖くもないけれど。

一昨年のこと、実家の居間で窓を全開にして昼寝してた。

すると突然体が全く動かなくなり、金縛りに。

私はどちらかというと霊感のある方でいろいろ体験してたりするので、たいして怖くはなく、日常の一部みたいなものでこの時も早く終わらないかな、くらいの気持ちだった。

ここで少し補足なんだが実家の開けていた窓の方の庭には砂利が敷き詰めてあり、人や動物が通るとザリって音がする。
丁度この時、外の砂利の音が聞こえた。
だが、何かおかしい。
歩くような音ではなく、
何かを引きずるようなザーリ、ザーリ、という音がだんだん近づいてくる。
汗もすごく、これはヤバイ、なんかヤバイって事で金縛りを解こうとした。

その時、耳元で

「動いちゃダメ。」
って少女の声がした。
関係ないが萌声?ぽかった。

えっ、どういうことと思ったが、引きずる何かはもう自分のすぐそばまで来ている。

少女からは嫌な感じを受けなかったので、一か八か、従ってみた。

体を硬直させたままにしていると、その引きずる何かはボソボソとなにかをつぶやきはじめた。

そしてゆっくり、ゆっくりと近づいてくる。
「…レ…イ…」

「ハ…ナイ…」
そしてついに私の身体の横に来た。

「ハイレナイハイレナイハイレナイ!」

そして

「…ハイレナイ」
と言いながらその引きずる何かは
通り過ぎていき、金縛りも解けた。

少女は助けてくれた、んだと思う。
たまに出会う少女だと思うけど、定かではない。この件に関しては感謝しているけど、人を金縛りにしておいて私のお腹でダンスするのはやめてほしい。

引きずる何か、はヤマノケに似てると思ったけど、ネットで出てる情報からは引きずるような怪異ではないようなのでこちらもよく分からない。

たいして怖くなくて申し訳ない。

38: 名無しさん@おーぷん 2015/01/18(日)02:52:59 ID:ZO6
言葉にするのが下手なので怖さが伝わるかわからんけど、
リアルの怨念というのを感じた話。

よくさぁ、夜、街にいるじゃん。あの声かけてくる中国人。

「オニーサン、オニサン、マッサージ、マッサージ。」

ちょっと目が合うと、しつこくついてくるあの面倒くさいやつ。
40過ぎくらいのオバさんで、救いようのないくらい性欲が沸かない。
いつも俺の帰宅ルートで声かけて来るから本当に面倒くさいんだよね。
「大丈夫でーす。」とか言って毎回その中国人を追っ払うんだけどさ、
何回もそのやり取りしてると俺も慣れて来ちゃうわけww
左手で「ストップ!!」みたいな仕草をすると割とすぐあきらめてくれるようになったんだよ。

39: 名無しさん@おーぷん 2015/01/18(日)02:54:03 ID:ZO6
でさ、ある日、友達を自分の住んでる町に呼んで、
居酒屋で飲んで家に泊める事になったんだけど、その帰りにさ、
いつも通りあの中国人立ってるワケ。
普段、俺がなかなか友達と町で歩いてなかったから珍しかったのか知らんけど、
なぜか俺の事見ていつになくその中国人嬉しそうでさ、
飛び跳ねながら、「オニーッサン、オニサン、マッサージ!! マッサージ!!」
とか言ってくるんだよね。
いつも通りの左手のジェスチャーをしても全然あきらめないんだよね。
友達と二人揃って「大丈夫でーす」って言ってみるけど全然効かない。
さすがにさ、あまりにしつこいから、俺もちょっとむかついちゃって
アバヨポーズ ∩( ) ←(こんなかんじのやつ)を一発ブチかましてやったんだよww

40: 名無しさん@おーぷん 2015/01/18(日)02:55:17 ID:ZO6
そしたらさ、効果テキメンでさww完全に黙っちゃったワケwwwww
やったぜ!!と思って友達とそのまま帰ってるとさ突然、
タタタッって自分の横まで走って来て
どっかの店の電光看板のコードを思いっきり地面にビシャッッ!!!
って叩き付け始めたんだよ。

えっ!!って思って中国人の顔見たらさ、
まじで死人のような顔してんの。
なぜかわからんけど直感で殺されるって思った。
普段なかなか怖がらない俺だけどマジでこの世の者とは思えない何かを感じちゃって
心の中で「もう付いてこないで!」って感じで友達と早歩きで家まで帰ったんだよ。

41: 名無しさん@おーぷん 2015/01/18(日)02:56:44 ID:ZO6
その時以来、ちょっとしたトラウマでその帰宅ルートを使わずに帰るようになったんだけど、しばらく時間が経つとやっぱり案外怖さを忘れちゃうもんでさww
なんだかんだその帰宅ルート使い始めちゃった訳。
その中国人は必ず深夜に立ってたんだけど、深夜じゃなければ平気だわって感じで
毎回いつも通りの帰宅ルート使うようになった訳www

でさ、今日居酒屋の帰りでやっちまったんだよ。
深夜ってこと忘れていつものルート来ちゃったwww
いるわwwwwww笑ってこっちみてるwwwww

しょっぱなから走ってこっちに来やがるwwwww「忘れてるくれてるかも??」って一瞬思ったけど
3ヶ月たったのにコイツ全然俺の事忘れてねぇよwwwwwww

逃げるように早歩きで通り過ぎようとするけどさ、
めちゃくちゃ付いてくるwwww

「オニーサン、オニサン、マッサージ!! マッサージ!!」
「オニーッッサン、オニサン、マッサージ!! マッサージ!!」
「オニーサン、オニサン、マッサージ!! マッサージ!!」
「オニーッサン、オニサン、マッサージ!! マッサージ!!」
「オニーッッサン、オニサン、マッサージ!! マッサージ!!」
「オニーッサン、オニサン、マッサージ!! マッサージ!!」
「オニーサン、オニサンッッ、マッサージ!! マッサージ!!」
「オニーッサン、オニサン、マッサージ!! マッサージ!!」

俺、めっちゃ冷や汗www背筋トリハダwwwww「NO!!」「STOP!!」とかなぜか英語で断り始める始末www
「やめてやめてやめてやめてやめて!!!!!!!!!!!!!」って心の中で何回も唱えたよwwww

もう謝ろうと思って後ろ振り向いてその中国人の顔懲りずにまた見たんだよ。やっぱりさww死人のような目をして笑ってんのwwwww

町中人他の通行人いっぱいいるのに、もうまじで走って逃げたね、
もう当分あの道は使えないわ。
怨念っていうのは、多分ああいうことを言うんだろうな。
初めて女って怖いって思ったわ。童貞だけど。

43: 名無しさん@おーぷん 2015/01/18(日)18:21:55 ID:Cof
飛び入り参加だが投下
あまり怖くないかもだし、自分でも恐怖は感じなかった

夏、お盆の時期になると家族で父方の祖父母の家に泊まりに行くんだよ
おじいちゃんもおばあちゃんも優しくて、家も割と新しい家でさ
それで近くに住んでる親父の兄貴家族と一緒に夕飯食べた後に風呂入ってたら
洗面所に誰か居るんだよね
風呂場は髪とか洗うところを挟んで扉と鏡が向かい合わせになってるから、鏡を見ると必然的に背後の扉が見えるの
髪洗って顔あげたら鏡に映る扉に誰か立ってた
曇りガラスだから誰だって分かるわけじゃ無いけど、身長的に妹か従兄弟
いたずらでもしに来たのかなーって思って「誰だよw」って言っても返事が無い
ほっといて湯船に浸かって、暫くして扉見たけどもう居なくなってた
風呂から上がって「誰だよ洗面所いたのw」って言ったけど「知らない」と返された
ウソつけと思ったが、よく考えたら洗面所に入るには廊下に繋がるドアを開けなくちゃいけないんだが、ドアを開ける音はしなかった(結構でかい音鳴るから普通は気付く)
まぁ特に悪いことがあった訳でも無いし、正月にまた泊まりに行ったけど特に何も起こらなかった
ただ、最近自宅の風呂に入ってると洗面所がやたら五月蝿い
風呂のドア叩いてきたり、鍵がかかってないのにドアが開かなかったり、取り替えたばかりの電気が点滅する
あー連れて来ちゃったかー?と思いつつ別にこれといった被害も無いので自分は特に怖がったりして無いがいい加減妹が怯えきって風呂に入らなくなってしまったのでそろそろお祓いも考えてる

44: 名無しさん@おーぷん 2015/01/18(日)18:23:41 ID:Cof
すまんミスって同じ文章連投してしまった

45: 名無しさん@おーぷん 2015/01/22(木)12:50:34 ID:BTt
>>44
妹と一緒に入ってあげればいいんじゃないかな

46: 名無しさん@おーぷん 2015/03/07(土)20:20:27 ID:x9S
こっちがオープン版洒落怖の正統スレ?

47: 名無しさん@おーぷん 2015/03/08(日)00:43:41 ID:uvr
 過疎っているから投稿。コレは本当に洒落にならなかった出来事。

 皆、高校時代を思い出して欲しい。恐らく、夜9時に寝て朝6時に起きる、などという規則正しい生活を送ったものは少ないだろう。多くは大体11時頃まで起きて何かしらしているものだ。私もその例に漏れず、健康的とはいえない生活を送っていた。
 さて、そういった生活が祟ってか、多くの生徒は五時限目に睡魔に襲われる。授業が数学だった日には、ここそこで脱落者が出る。
 その日、私がふと目覚めた時、数学講師は等差数列と等比数列、そして階差数列の問題を黒板にカツカツと書いているところだった。そろそろノートでもとらないと、一寸マズい事になるな、と大きく伸びをしようとした時だった。
 ――これが金縛りというやつだろうか? 体が動かないのだ。全くといって良い。まるで後から何者かに押さえ込まれている様な、いや、拘束衣を纏った様な、とでも言うべき不自由であった。
 私は天に祈った。今まで持っていなかった信仰心が突如として湧き上がり、自分の知っている総ての神秘的存在に祈った。どうか私を解放してください、もう一度地上を駆け回る感触を味わいたいのです、どうかこの呪縛を説いてください。
 マーフィーの法則が発動した。いや、天罰だったのだろうか。総てを地獄に引きずり込む声が聞こえた。
「じゃあ、寝ている人にやってもらいます。はい、そこ」
 顔を上げずとも私には判った。ヒステリックな響きを持つその声が向けられている先が私である事が。しかし、私は目下金縛り中なのだ。顔を上げることが出来ずに、どうしてその問題が解けようか。声も出せないというのに。
「聴こえませんか、あなたですよ」
 聴こえてはいる。しかし意思を伝達する手段が無い。そうこうしているうちに足音が近づいてきた。南無三。万事休すだ。多くの視線を感じる。いまや42対の目玉が私を見ているのだ。
 机を指先で叩く音。反応無しと見てか方を揺り動かされ、呪縛が解けた。もしもここが深い森の奥で、私が悲劇のプリンセスで、講師が素敵な王子様だったら、小鳥達の素敵なダンスパーティーとなるだろう。しかし現実は違う。
 むさ苦しい男子校の酸味を帯びた空気の中で、小鳥の歌に変わる叱責が浴びせかけられたのは言うまでも無い。

48: 名無しさん@おーぷん 2015/03/08(日)02:07:29 ID:zO7
小学校低学年の頃の記憶。
今は引っ越したんだけど、昔俺は両親と3人で、ボロアパートに住んでいた。そしてそこには備え付けの大人一人ぎりぎり入れるくらいの洋風クローゼットがあったんだ。

今考えると、壁の色が褪せて変色している様な室内で、そのクローゼットだけは妙に綺麗だった気がする。まあ、服の収納は殆どタンス使っていたためそのクローゼットを使うことはなかったし、開けることもなかった。

そんなある日、家で一人留守番をしていた俺は、お気に入りだった青いビー玉を片手にドラえもんを見ていた。

ドラえもんが押し入れで寝ているシーンを見た俺は、ビー玉で遊ぶのをやめ、子供らしくそれを真似をしてみようとクローゼットの戸を開ける。

クローゼットの中はハンガーが3、4個掛かってるだけで物自体は他には何も無かったのだが、奥の壁に密接してるだろう面にひとつ、五百円玉サイズの穴が空いていた。

いざ、中に入り、クローゼットの戸を閉めると空間は完全に遮断されて光さえ漏れてこなかった。
真っ暗な中寝ようとしてみるが、何と無く寝つきが悪かったのを今でも覚えてる。確かその頃の季節は夏だった気がするのだが、クローゼットの中は異様に冷えていたんだ。

やがて身体が冷えて来て、とりあえずクローゼットから出ようと戸を開けようとしたが何故か開かない。

声を上げて助けを求めたが、母も父もまだ帰っていないらしく返事は無かった。

そこで、奥に空いていた穴を思い出す。暗くて穴の向こう側は見えなかったが、もしかしたら隣の部屋に通じてるかもしれないと思った俺は手探りで周りを探り穴を見つける。

穴に口を近づけ大声で助けを求めるが、返事は無い。

穴は隣に通じて無いのだろうか?

そう考え、試しにポケットに入れておいたビー玉を、勢い良く穴に突っ込んだ。ビー玉はやがてどこかにぶつかった様で、微かに穴から、カタッという音が聞こえた。

次は指を突っ込んでみるが、指先にぶつかるものは無い。

と、思った次の瞬間、指を何かに掴まれた。すごい力で引っ張ってくる。

急な事に戸惑っていると指先に鋭い痛みを感じた。あまりの痛みに、身体に力が入り指が穴から抜けた。

その勢いのまま後方へ倒れ後頭部を壁に打ち付ける意識はそこで途切れた。

起きたら母と父が帰って来ていてその2人の話によると俺はクローゼットの中で眠っていたらしい。

母と父に穴の話をして、実際それを見てもらおうと恐る恐るクローゼットの戸を開けたが、何故か穴は綺麗さっぱり消えていた。

あれは夢だったのだろうか?

無くなったのは壁の穴と、お気に入りだった青いビー玉。

残ったのは釈然としない感情と、

指先の赤い歯型。

49: 名無しさん@おーぷん 2015/03/12(木)05:51:34 ID:KEZ
高校生の頃の話です。

当時、和食屋でバイトをしていたんですが、バイト仲間には自分含めバイク乗りが多く、しょっちゅう大人数で遊んでいました。

バイトが終わる夜中から、数台の車と排気量様々なバイクを乗り回し、肝試しや花火などしてはバカ騒ぎしていました。

そのうち、400ccの中型バイク乗り同士が特に仲良くなり、バイトが無い日も峠に走りに行くようになりました。

あの日は夏真っ盛りの猛暑の日でした。
日中から正丸峠に行こうとなり、4人で走りに行くことになりました。正丸、奥多摩はしょっちゅう走りや肝試しに行っていたので、軽い暇つぶし感覚でした。

続きます。

50: 名無しさん@おーぷん 2015/03/12(木)06:04:04 ID:KEZ
続きです。

確かその日は、今まで走ったことのない旧道に行ってみようとなり、やけに細く曲がりくねった道を走ったのを覚えています。不慣れな初見の道というのもあり、あまり飛ばせずそろそろと走り、頂上辺りでタバコを吸って下らない会話をし帰路につく事に。

来た道を戻り、走り慣れたいつもの道に出ましたが、この辺から記憶が薄れています。
いや、記憶はあるのですが、ただただ暑く、異常な喉の渇きを感じながら前を走る友人のバイクを追う。そんな記憶しかありません。大概は悪ふざけをしたり、蛇行したりするのですが、ただもくもくと1列に並び走っていました。
皆軽い脱水症状だったのかもしれません。

続きます。

51: 名無しさん@おーぷん 2015/03/12(木)06:15:12 ID:KEZ
続きです。

ふと先頭を走る一台が、反対車線にある白砂利が敷き詰められたスペースに入りました。
それに続き皆が右折する形で白砂利のスペースへ流れ込み、バイクを降りました。

自販機も日陰もないこんなスペースに急にどうした?と、仲間の一人が話しかけると、先頭を走っていた友人が、暑いから川に入ろうと言うのです。

見ると白砂利の先は斜面になっており、下には川が流れていました。
川は山間で日陰になっており、大きな岩がありました。
皆暑かったのは同じなようで、さっそく斜面を降り始めました。

続きます。

52: 名無しさん@おーぷん 2015/03/12(木)06:24:17 ID:KEZ
続きです。

斜面を降りる途中、白砂利のスペースからは見えませんでしたが小さな畑がありました。色とりどりの野菜が実っていて、畑の真ん中におじいさんが腰掛けていました。クワかスキを肩に掛けていたような気がします。

私たちは川に入りたいので畑を横切らせて下さいと頭を下げると、おじいさんはとても穏やかな表情で頷いてくれました。

私たちも軽く一礼して畑を横切り、大きな岩の上で服を脱ぎ川へ飛び込みました。

続きます。

53: 名無しさん@おーぷん 2015/03/12(木)06:36:19 ID:KEZ
続きです。

川は冷たく、火照った体にはとても気持ちよかったです。
水を掛け合ったり潜ったり、とても綺麗な水だったので飲んだりもしたかもしれません。
もっと上流まで泳いでみようか、なんて話をしていた時、仲間の1人の様子がおかしい事に気付きました。

真っ青な顔をして震えているんです。
表情は強張り、ガタガタ震えながら寒い寒いと連呼していました。

確かに川の水は真夏でも冷たく、初めこそ身の引き締まる冷たさですが、友人の1人はまるで真冬の雪の中に裸でいるかのような震え方でした。

じゃあ上流探検はやめて、そろそろ上がろうとなり、陸地に向かおうとした時。なぜか川に入らずにいた友人にせっかくだからと岩の上から写真を撮ってもらいました。

そして何事もなく帰路につきました。

続きます。

54: 名無しさん@おーぷん 2015/03/12(木)06:53:58 ID:KEZ
続きです。ラストです。

数日後、現像した写真ができたので見ていると、1枚の写真に目が止まりました。
あの時の川での写真です。
中央に写る震える友人と、1メートルほど左右に離れた私ともう一人。

よく見ると震える友人の後ろにもう一つシルエットが写っています。
重なって写っているようで、友人の体のラインからはみ出る体がはっきり写っており、足も写っていました。
パッと見ると、友人の足が3本あり、体がひと回り太ったように見えました。

その事を本人に伝えたのですが、足が消えてるなら怖いが、増えてるならムスコがデカくなるのかな?なんて言って、気にも留めない感じでした。

まぁ察しは付いているかと思いますが、それから数週間後、その友人は正丸で大事故を起こしてしまいました。
対向の四輪と正面衝突だったそうです。

今思えばあの日、旧道を出てから自分達以外の車やバイクを見なかったような気がします。
川に入っている時も、すぐ上は走り屋御用達の国道なのに、川のせせらぎ以外は無音だった気もします。
何かに引き寄せられたんですかね。

自分が経験した唯一の心霊体験です。長文失礼しました。

55: 名無しさん@おーぷん 2015/03/12(木)07:44:26 ID:q3B
>>54
友人の安否が気になる…

56: 名無しさん@おーぷん 2015/03/12(木)23:03:54 ID:hO8
>>55
すみません書き忘れていました。友人は首と体の右半身に複数の骨折を負いましたが、後遺症もなく今は元気です。
例の写真で、何かの体が重なって写っていたのも右半身でした。

自分達は埼玉に住んでいましたが、

57: 名無しさん@おーぷん 2015/03/12(木)23:08:26 ID:hO8
都心よりのエリアだったので、正丸は仲間が集まらないと行かないのですが、事故当日友人は一人で向かったようです。

なぜ誰も誘わず一人で行ったのか聞いたのですが、本人もなんとなく、ふと思い立った、と言うような曖昧な返答でした。

58: 名無しさん@おーぷん 2015/03/13(金)09:36:22 ID:UAA
そっか…呼ばれたっぽいね
でも、友人の人が今は元気で良かった



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